【働き方】お小遣い稼ぎで終わらせない!副業・複業を始める前に知るべき「リスクとリターン」
- TADANAO TSUDA

- 4月23日
- 読了時間: 3分
更新日:5月6日
<はじめに>
副業は「キャリアの防衛策」かつ「攻めの戦略」
「今の収入にもう少しプラスしたい」 「本業とは違う、自分の好きなことやスキルを試してみたい」
2026年現在、企業側の就業規則の緩和も進み、副業・複業(パラレルキャリア)は特別なことではなくなりました。終身雇用が当たり前ではなくなった今、複数の収入源やスキルの軸を持つことは、キャリアにおける最大のリスクヘッジ(防衛策)であり、同時に自己成長を加速させる「攻めの戦略」でもあります。
しかし、安易に始めると本業に支障をきたしたり、思わぬトラブルに巻き込まれたりすることも。今回は、副業を始める前に必ず押さえておきたい「リスクとリターン」をプロの視点で解説します。
<副業・複業の3つの「リターン(メリット)>
① 収入源の分散による「精神的な余裕」
最もわかりやすいリターンは収入の増加ですが、それ以上に大きいのが「精神的な余裕」です。万が一、本業の会社が業績不振に陥ったり、予期せぬ退職を余儀なくされたりしても、「自分には別の収入源がある」という事実が、日々の働き方に大きな安心感をもたらします。
② 本業では得られない「スキルと人脈」の獲得
全く異なる業界や職種の副業をすることで、本業だけでは出会えなかった人脈が広がります。また、副業で得た新しい視点やWebスキル、マーケティングの知見などを本業に還元(シナジー効果)することで、結果的に本業での評価が上がるケースも多々あります。
③ ノーリスクで「適性」をテストできる
「将来カフェを開きたい」「Webデザイナーになりたい」といった夢がある場合、いきなり本業を辞めて独立するのはハイリスクです。まずは週末だけの副業としてスモールスタートすることで、自分に本当にその適性があるのか、ビジネスとして成立するのかを安全にテストすることができます。
<副業・複業の3つの「リスク(デメリット)>
① 時間と体力の枯渇(オーバーワーク)
最大の壁は「タイムマネジメント」です。土日や平日の夜を副業に充てることで、休息の時間が削られます。結果として体調を崩したり、本業中のパフォーマンスが低下してしまっては本末転倒です。「週に〇時間まで」と厳格なルールを決める必要があります。
② 会社の就業規則との衝突(情報漏洩・競合避止)
副業が解禁されている会社でも、「競合他社での副業はNG」「事前の申請が必要」などのルールが必ず存在します。また、本業で得た機密情報を副業で使ってしまうと、重大なコンプライアンス違反(情報漏洩)となります。事前に自社の就業規則を必ず確認しましょう。
③ 税金と確定申告の手間
副業で得た所得(売上から経費を引いた金額)が年間20万円を超える場合、自身で「確定申告」を行う義務が発生します。税金の仕組みを理解し、領収書の管理や帳簿づけを行うのは、想像以上に手間がかかる作業です。
<まとめ>
まずは「自分の棚卸し」から始めよう
副業は、あなたの人生の選択肢を豊かにしてくれる素晴らしいツールです。しかし、目的が曖昧なまま始めると、単なる「時間の切り売り」になってしまい疲弊するだけです。
「何のために副業をするのか?(スキルアップ?収入?自己実現?)」 「自分には今、どんなスキルが提供できるのか?」
副業を始める前にも、第2回でお伝えした「自己分析」が非常に役立ちます。自身のキャリアプランを見つめ直したい時は、ぜひお気軽にキャリアアドバイザーにご相談ください。

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