ツールの経緯1999年からプログラムの自動生成ツールの開発を開始し、 2000年7月より受託システムへの実務適用を始め、改善を行いつつ様々なクライアントサーバシステムに適用して来ました。 しかし、多くのシステム構築作業の中で、ツールをいかに改善しても設計のあいまいさに引きづられ 全体工程の中でのツールの効果は限定的であることから、 2009年からツールの目的をソース生成から設計品質のアップに切り替え、 試行錯誤を経て2011年後半には実務適用可能な設計支援ツール(Harp:呼称)として社内開発に適用します。 ツールの守備範囲Harpは外部設計をターゲットとしつつも、より詳細な記述が可能ですので、本ツールの仕様書でプログラミングが出来ます。 ツールの守備範囲は、データベース設計、ファイル設計、コード設計、メッセージ定義から、 画面・帳票の機能設計(イベント定義、I/O仕様書、SQL仕様書、移送仕様書など)に加え、 プロジェクト管理の肝である、仕様変更の影響範囲を洗いあげる機能、チームメンバーへの連絡通知機能などチーム作業に必要な機能から構成されています。 チーム設計の実現ツールを設計の主要基盤として使用しますので、設計作業の実態がメンバー間で常にビジブルな状態となります。 これによって、設計者個々が孤立した作業とはならず、 考え違い、ミス、考慮漏れなどを作業途中で相互に確認したり指摘できます。 チームリーダは設計の進捗や問題点をリアルタイムで確認でき、遅滞なくアドバイスや指示が出来ます。 更にはメンバーから上がってきた問題点や変更事項をタイムリーに他のメンバーに広報、通知することが出来ます。 設計作業の変革本ツールを用いることで、従来までの集合型作業の必要は無くなります。 いわば、ツールを使える環境さえあれば、いつでも、どこでも作業できます。 チーム体制は人的にも、場所的にも、時間的にも柔軟な構成が可能となります。 従来は、これらの物理的な制約によって必ずしも理想的な体制を作るのは困難でした。 この意味するところは、人的リソース(業務に習熟し設計経験豊富)を場所や時間の制約無しにアサインできることで、品質向上とコスト低減に寄与します。 |